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嵐の中でのhynonのネタバレレビュー・内容・結末

嵐の中で(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

最近のタイムラインで皆さんの評価が高かったうえに、あの傑作「インビシブル・ゲスト」「ロスト・ボディ」のオリオル・パウロ監督、しかもわたしの好きなタイムリープもの、ということで非常に期待が高まっていた本作。

やっぱりこの監督好きだなぁ〜、観客をまったく退屈させない、作り手の自己満足や独りよがりで終わらない、溢れるエンターテイメント精神を感じます。こういう映画が観たい。


以下ネタバレ!!






警部補が必要以上に若くてイケメンだったので、彼がニコだということはすぐにわかってしまいましたが、、、主人公ベラがニコと結婚していた、というのはまったく予想外でした!よく練られたプロットや伏線回収は相変わらずお見事。

まあ、細かい点を考え始めたらいろいろ矛盾とか出てくるんでしょうけど、そんなツッコミをする余裕はなく、複雑なストーリーについていくのに必死でした。

単なるハラハラドキドキのファンタジーサスペンスではなく、娘への愛情やニコとのロマンスなど、せつない物語も盛り込んでいるところがよい。

名作「バタフライ・エフェクト」と少し似ていますが、「バタフライ〜」のような暗さやグロさがないし、後味がいい。
娘を取り戻して、浮気夫は捨てて、さらにニコとも再会できて、これ以上ない最高のラスト!出来すぎ感はありますが(笑)。

この監督、どんでん返しが定番化してきて、ちょっとシャマランになりつつあるような…(笑)。
次もまたあっと驚かせてほしい!!
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