このレビューはネタバレを含みます
神の啓示を受けた兄弟が、悪人どもに死の制裁を加えていくアクション作品。
法で裁けぬ者を、神の代弁者として抹殺していく主人公。
やっていることは“仕事人”という感じだけども、あまり手際がよいとは言えないので、プロのアサシンを期待しているとガッカリするかも。
しかし法治国家でこれがまかり通る話をされるとねえ…。
ラストでは堂々法廷に乗り込んで宣言するわけで、今で言えば「Death Note」を思ってしまうけど、恐怖による世直しが正しいかと言えば違うと思うし。
彼らを追う刑事を演じるウィレム・デフォーは最高だったけど、その刑事が感化されて協力者になっちゃあ…。
アンチヒーローの話としては、ちょっと入り込めない感じでした。