社会のダストダス

僕のワンダフル・ジャーニーの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

3.3
前作は家で鑑賞して涙で前が見えなくなったが、今作は劇場で鑑賞するため「人前で泣くわけにはいかない」とこの時のために涙腺を鍛えて観に行った。かなり危ないところだった。

続編作品だが、今作から見ても問題はない印象(ナンバリングがついてないので2作目だとは知らない人もいた模様)。前作を見た人なら今作とセットでイーサンとベイリーの物語が完結するので、より涙腺にフックを喰らうことだろう。

ベイリーは物語冒頭でイーサンと別れる前に孫娘CJのことを託され健気に遂行していく。CJの彼氏を追っ払う作戦などは、相手が少し気の毒になったが、親友の病気に気付いてあげたりと途中の犬生で学んだことを活かす場面もあり人間社会と反りが合わないCJの助けになっていく。

感動値では前作の方が上だと感じたけど、物語全体で見れば今作の方が好きかもしれない。

基本的にベイリーは人間の言葉が分からないので彼の言葉は心の声だが、ベイリーの声を当てているジョシュ・ギャッドが凄く良い(アナ雪のオラフとかの人)能天気だったりシリアスだったり人間の目ではわかりづらい犬の気持ちをユーモラスに表現している。CJは歌手志望なので一緒に歌い出すんじゃ無いかと心配になったが、そんな事はなくて良かった。