自分は光をにぎっている
今も今とてにぎっている
しかも折々は考える
この掌を開けてみたら
空っぽではあるまいか
空っぽであったらどうしょう
けれど自分はにぎっている
いよいよしっかりにぎるのだ…
主人公は喋らない。説明などは殆どないままどこまでも淡々と進んでゆくストーリー。そして何も起こらない。
これは間違いなく観る人を選ぶ映画だと思います。とはいえ自分も選ばれたとは全く思わないのですが…。心のチャンネルがバチッと合うタイミングに鑑賞できればこの作品が更に愛おしく思えるのかも知れない。※個人的見解^^;
見る目、聞く耳
それがあれば大丈夫。
ストーリーを追いつつもただただ目の前に映し出される 絵 に心を奪われていたら突然きた涙。
何かの終わりはいつも寂しいけれどちゃんと終わらせることはとても大切。