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パラサイト 半地下の家族のhonokaのネタバレレビュー・内容・結末

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

私だったら絶対選択しないであろう作品だけれど、吉沢亮さんがオススメしてたって理由で見てきました。

半地下で一番最初に驚いたのは電波が入らないって理由だけでトイレに裸足で入れてしまうこと。私自身トイレに対してコンプレックスがあるのですが、後の下水管が壊れるシーンでもうわっと思ってしまったと同時にすごいなと客観視してました。汚いなと思ってしまったけれどこれは洋画特有なんですかね?邦画にはあまり見られないシーンだったので、貴重なものを見た気がします。撮影大変だっただろうなあ〜

最初家族みんな就職出来る所まですっごくテンポがよくって程よく笑いも入ってて世界観にハマるまで時間はかからなかったけれど、キャンプで留守の家に家族4人が過ごしてる所からえ、急に帰ってきたりしない?と勝手にソワソワしだしてました。
元家政婦のおばさんが訪ねてきた時も髪が乱れてるし老けたなあ、よく家にいれるなあと思ってたら案の定めっちゃくちゃすごい秘密抱えてるじゃん!!!
旦那さん第一印象も不気味だったけれど最後まで不気味な方だった^_^;

脱出した後から主人公家族たちの表情が変わっててもうこんな生活辞めようと思ってた時に旦那さんが来るから〜〜!!!!
弟くんはきっとトラウマは治らないと思うしダヘは恋する可愛い女の子であのまま成長して貰いたいけどきっとダヘにもトラウマになってる気がする。お父さんが主人を刺すシーンは溜まり溜まってああなってしまったのかなという印象。
あの家族とのお話は終わってしまったけれどパラサイトは繰り返されていくのだろうなあ。

ホラー映画じゃないのにホラーテイスト、サスペンス感ないのに徐々にサスペンスな流れへと向かっていく感じだったけれど、もう一度味わいたい世界観。だけどもう二度と味わいたくない。色んな感情が入り交じってるけれど見てよかったと思う(^-^)
邦画もこれくらいの大胆さが欲しいところ。
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