かわさき

未成年のかわさきのネタバレレビュー・内容・結末

未成年(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムで追加料金無しで観られるようになってたので、やっと観た。
追加料金払ってでも早く観れば良かった…と思うぐらい良かった。
ジュリのお母さんの演技がとても胸に迫る。狂気が目力に出ていた。
ストッキングの伝線のシーンはそこだけでもお金払いたいぐらい良かった。小さな綻びで負けた気がしちゃう表現として、あれ以上があるのかなと思う。
浮気したお父さんの謝り方は、浮気されたことなくても分かるぐらい典型的な謝り方でムカついたな。一緒に出かけたい訳ないだろ😩俺にはお前だけなら何で浮気なんかするの?!
病院での赤い服のおばさんの言動にもムカついたな。どんなに正しかろうと相手が望んでいなけりゃお節介だし、受け入れて貰えなかった途端キレるのは違うし。まあミヒも悪いんだけどさ。
この作品を観ていて、人にはそれぞれの汚さがあるんだなと思った。自分の汚さは許せないのが人の弱さなのかしら。

浮気で全部失っていく様が観られるので、気持ちがぐらついたら観た方が良い。
最後のシーンは、試験をサボって遊園地で3人で楽しんで、その後自分達の血肉にすることが彼女たちにとって最も重い決断だったからだろうなと思った。
人に勧めたいと思った。観て良かった。
かわさき

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