ぬーたん

ストックホルム・ケースのぬーたんのレビュー・感想・評価

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)
3.3
⭐️1313レビュー、主役も13、イーサン‼️
この人が主役なら観たい、と思わせる俳優の1人、イーサン・ホーク。年取って皺が深くなり、演技も上手くなって、哀愁を感じるようになった!🎤バイバイ👋哀愁デイト♫と俊ちゃんダンスしちゃいたくなる、楽しみな映画は、ストックホルム症候群の語源になった実際の強盗事件を描いている。1973年ということで、イーサン始め皆の衣装も雰囲気も古臭いが、この時代が懐かしい私は、イージーライダーっぽいイーサンもイージャン!と温かく見守るのだ。舞台はスウェーデン。北欧らしいクールな雰囲気とどこか呑気な感じが特殊だ。姪っ子は数年前に北欧旅行に行った後、スウェーデンに移住したいとまで言ってたから、魅力的な国なのかな?
ヒッピー風な長髪のヅラを付けサングラスをして銀行に押し入るラース。そこで人質となる女性にノオミ・ラパス。『ミレニアム』のリスベット!ひらすら強い女性でかっこいいというイメージは今作でも同じで、強盗を前にしても強くたくましい。大きなメガネがあまりにひどいが取れば整ったお顔が綺麗。スウェーデン人だから馴染みやすい。
ラースのムショ仲間で解放要求し仲間になるのはマーク・ストロング。おや?こちらも長髪のヅラ。この時代が長髪が流行りとはいえ、刑務所内でこんな髪型?やっぱマーストはピッカピカの1年生♫のハゲが似合ってる。途中からイーサンがヅラを取るんだけど、マーストは取らねえ!ヅラでなく地毛の役だったんね。確かに彼がハゲだと貫禄があり過ぎで親分みたいに目立っちゃうもんね。
実話に基づいてるとはいえ、あまりにも簡単に強盗にやられるし、人質もビビらないし、警察もトロいし、随分と呑気でリアリティがない感じがするし、緊迫感ゼロ!実話だから文句つけようがないけど、映画にするならもう少し緊張感ある演出が欲しい。ストックホルム症候群たる、人質が犯人に好意を抱いて行く過程も割と唐突で、一体どこから急にそうなった?という感じもした。勿論、イーサンを使っただけで、内から溢れ出る優しさや気の弱さみたいなものが感じられて、好意は抱けるんだけど、他の俳優だったらどうかな?実際の犯人ヤン・エリック・オルソンは写真で見る限りはかなりワルそうな面だけど。
にしんの焼き方とかジャムとか、何かどうでもいいこと言ったり、コメディーっぽい所もあるし、どういう感じで作ったのか最後まであまり分からず。
刑務所の面会であんなゆったりソファーで誰も職員付き添いなし?スウェーデンっていう国、福祉も充実してるが、犯罪人にも親切な国なのかな?
イーサンがひたすらカッコいいからまあ良しというところ。

※おやつはロイズで試食で貰った抹茶フィナンシェ。甘い小豆が入ってて美味しい。ロイヤルミルクティーと。
※夕飯は、2週間に1度の冷凍庫整理日につき、冷凍庫に眠ってたスモークサーモンで、押しずし。同じくお眠りの冷凍かぼちゃでかぼちゃサラダ。クリームチーズ入りで。熟睡中の冷凍里芋と冷凍イカで煮物。大分スッキリしたわ。
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