サーフ

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のサーフのレビュー・感想・評価

4.4
どのシーンを切り取ってもオシャレでウェス・アンダーソンらしさ全開と言えるような映画。1シーン1シーンが写真作品の様な、絵画の様な美しさ。
甘美で至福さを感じさせる映像美。映画館で見れて良かった作品。

この作品含めウェス・アンダーソン作品で描かれる世界が凄く箱庭的というか1つの大きなジオラマの中で展開されるような、外界の存在を感じさせない完成された世界だから凄く惹かれるのかなと思った。

出演者はどれも個性豊かで癖のあるキャラクター。1つの映画の中でそれぞれが独立したストーリーという構成上、とても見やすい映画だった。

1冊の雑誌を1つの映画として表現しているのがとても良い。それぞれ独立したストーリーも色んなジャンルの文章が1つの本の中に存在する雑誌として捉える事が出来る。

出演者もとても豪華。ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソンといったウェス・アンダーソン作品常連組に加えティモシー・シャラメなども出演していて本当に豪華絢爛といった印象。
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