マツモトタクシー

パラダイス・ネクストのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

パラダイス・ネクスト(2019年製作の映画)
3.3
購入後、放置されていた1品
確か城南宮のGEOで購入した記憶😅



半野喜弘 脚本、監督作品


世間から身を隠すように台北でひっそりと暮らすヤクザの島(豊川悦司)の前に、お調子者でなれなれしい牧野(妻夫木聡)が現れる

牧野は初対面のはずの島の名前を知っており島が台湾に来るきっかけになった事件の真相についてほのめかす。。

得体の知れない牧野をいぶかしく思う島だったが牧野が何者かに命を狙われていると知り一緒に台湾東海岸の町、花蓮へと向かう

そこで出会った女性シャオエン(ニッキー・シエ)の存在により牧野と島の閉ざされた過去が明らかになっていく。。







以下ネタバレ


口数が少なく寡黙な島と破天荒で馴れ馴れしい牧野
裏社会に生きる孤独な者達のノワール作品
トヨエツと妻夫木くんの共演作品なんてあったんだと思って購入500円だったかな💿

オール台湾ロケで撮影🎥
狭い路地や雑多で危険そうな治安の悪そうな所や何も無いど田舎の風景等よくあるオシャレ旅行雑誌には載らない台湾が垣間見えて興味深い😃

撮影は風景含めライティングも青が基調でとっても良かったけどトヨエツ演じる島が寡黙なのは分かるけど島の過去が解りにくく牧野との絡みもユーモア少な目で脚本が空回りな印象

冒頭の2人が出会う食堂の場面はワクワクするし匿ってくれていたシャオエンが車内で花で埋まれた中から遺体で発見されるのは痛々しいけど美しい。。

凡庸な「ソナチネ」というと語弊があるかな。。😅
惜しいなと感じた作品