久々にハラハラするサスペンスを楽しんだ。
警察学校を首席で卒業したなつめは自身が運転する車の事故で高校生の弟を失い、自らも失明。
生きる希望を失っていた彼女はある日、誘拐されている少女に偶然助けを求められる。その場に居合わせた高校生の春馬と共に彼女の行方を追ううちに、猟奇的な犯人像が浮かび上がってくる。
目の見えない“刑事”とスケボー少年、盲導犬の相棒という異色な二人と一匹が事件解決に奔走するサスペンス・スリラー。
視力が見えないからこそ研ぎ澄まされた他の感覚、そして優れた刑事の勘で事件の真相にたどり着く主人公が強すぎる。
だいたいキャストと死亡フラグが立ちまくりな展開で先は読めてしまう。
「いや〜それはやめてくれ〜」と叫びたくなるシーンが多くて、スリルがあって面白かった。
犯人のサイコぶりにはアレを思い出す笑。
(ネタバレ防止にぼかしときます)
この手の話、特殊な嗜好や生い立ちで犯罪者の心理を簡単に説明しようとするけど、真のサイコパスってもっと理解不能なような。
場合によっては続編も作れそうな終わり方が気になった。
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吉岡里帆がドラマいっぱい出始めた頃、表情と話し方が一致してない感じがして(カルテットの役柄ではない)、あまり演技が好きではなかったのですが(ファンの方すみません)、最近は気にならなくなってきて良い演技だと思う方が多いです!
声質はもとも好きです。『空の青さを知る人よ』のあか姉が良かったのでオススメです。