空海花

ブラック・ウィドウの空海花のレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
3.6
MCU・Phase4・スクリーンでの1作目
IMAXレーザーにて鑑賞。
4DXは吹替のみだったので却下
ScreenXと迷いました💧
IMAX観てみてScreenXもアリかなとは思いました。

「シビル・ウォー」と「インフィニティ・ウォー」の間という時系列の作品。
過去からPhase4へ
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)から
妹役エレーナ(フローレンス・ピュー)へのバトンタッチ。
インフィニティ・サーガの終わりは『スパイダーマン』これもバトンタッチであるが、新しいシリーズは女性キャラから始まった。(ワンダヴィジョンもね)

物語はナターシャの子供時代から始まる。
これまで語られなかった暗殺者になった経緯はやんわりとわかってくる。
子供時代のナターシャが良かった。
(ミラ・ジョヴォヴィッチの長女)
ロシアの暗殺者だが、舞台はオハイオから。
スパイ・アクションとして、女性たちが鮮やかに繰り広げる激しいアクションシーンには見応えがある。
雪の中の刑務所ステージは熱い。
母親役やヴィランの配役も熱い。
クール・ビューティーのブラック・ウィドウの中にある強さの元、愛情深さ、家族に対する想い、の一端が感じられ
あの時の彼女の決断に想いを馳せる。

『アイアンマン2』よりシリーズを支えてきた彼女の物語が映画化されたのは喜ぶべきことだと思える。
ただストーリーはちょっとベタだったかな😅


以下ネタバレ含む感想⚠️



彼女たちが教育された“レッドルーム”
“ウィドウズ”は女性ばかり。
本作の根底にあるテーマのように思うが
この辺りは自分が女だからか、古さとあからさま過ぎな印象で巧くない。
これは延期のせいもあるのかもしれない。
最後に多少溜飲を下げるが、痛快さには届かない。
フェロモンて名前も気持ち悪いし
敵のボスがショボ過ぎる。
女スパイは捨て駒で、男性部下と逃げるし
ウィドウの言葉の意味って結構良くない😔
“タスクマスター”との戦闘も「おっ」と熱くなりそうなのに、出し方が気になってしまい、そこまでに至らず。
なので自分的には後半失速。
実の母が本当は…というのが彼女に繋がっていったのは良かった。
“本当”という言葉。

オープニング曲はMalia Jのニルヴァーナのカバー。
「アメリカン・パイ」の曲の使い方が良かったかな。

恒例のエンドロール後の映像
あれってもしかして…


2021レビュー#131
2021鑑賞No.284/劇場鑑賞#36


IMAXで観れたから良かったですが、
少ない劇場公開は寂しくモヤモヤします😞
またヒーローも増えるようで、どうなるのかな~不安(笑)

冷静ですみません😅
空海花

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