完全に出遅れました…
私の近所の劇場では「同時配信作は上映しない」という理由で「ブラックウィドウ」は上映されなかったんです。でもその後スカーレットヨハンソンがDisneyを提訴したとかしないとかで上映から何日か経ってからの配信となり、その為かDisneymarvel作品も劇場公開される事に。本作をすっとばして「シャンチー」「エターナルズ」を観ちゃったし、もっと言えば「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンターソルジャー」「ロキ」も観ました。なのでかなり旬は好ぎての鑑賞でしたが、やっぱりmarvelだなぁ。とても面白かったです。
「ブラックウィドウ」単独の映画は「アベンジャーズ」の頃から企画が上がっていたんですよね。でも女性のスーパーヒーロー映画は興行が良くないという事で製作は見送られていました。しかし「キャプテンマーベル」の大成功によって「これはいける！」と判断した上層部がGOサインを出して現実に至りました。ただ丁度コロナの時期と被ってしまって公開はどんどん先延ばしに…情報だけが氾濫する中で「本当に公開されるのか？」と危ぶまれていましたが、公開されるやいなやコロナ禍状態の中では初週8000万ドルという最大のヒット作となりましたね！その後公開された「シャンチー」や「エターナルズ」の数字よりも大きいという事は、みんなナターシャロマノフの事を好きなんだなぁと思ってしまいます。
ブラックウィドウは超人的なスーパーヒーローの力は持たず、肉弾戦を駆使して戦う。これがウィドウの魅力と思っています。これまで明かされなかったナターシャの出自が明らかになり、彼女の強さというものの根拠が分かる作りとなっていますね。また生身の人間の持つ弱さもあり、個人で無双しないという点も、MCUの中では少し等身大の作りになっていました。そしてエレーナとの姉妹の絆がとても良く描かれていて、新ブラックウィドウの誕生にも胸が高まってしまいます。
それにしてもフローレンスピューの配役は本当に素晴らしいですね。今が旬だし、強そうだし。
しかしプロデューサーのケヴィンファイギは今後のMCUにスカーレットヨハンソンは出てこないとも言い切れれないという旨の発言をしているらしいです。なんでもmarvelには女性キャラのみで構成されたチームやその他ブラックウィドウも参加する「ハルク」の作品があるらしく、そこで起用するかもしれないと。まだ企画段階にも進んではいないという事ですが、ファイギもスカヨハ＝ウィドウという確立したキャラクターを捨てきれないといったところもあるのでしょうか。
まあ、プロデューサーで続投って話もあるのでスクリーンで彼女を観られるのはまだまあ妄想段階ですね。でもまた本編でナターシャ+エレーナの共闘を観てみたいものではあります。
ちなみにエレーナが関わりそうだったので「ホークアイ」はまだ観ていませんでした。
これから毎週楽しみにしたいと思います。
