わたもち

燃ゆる女の肖像のわたもちのネタバレレビュー・内容・結末

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

宇多丸さんが満点評価を与え、
ブリー・ラーソンが50年後に残る映画として推し、
シャーリーズ・セロンが4回観たという本作。

去年のアカデミー賞国際長編映画賞へのフランス代表作品の枠を『レ・ミゼラブル』と最後まで争った作品だそう。



▼ストーリー
*エマ・ワトソンに岡田将生と林遣都のエッセンス添加した画家の主人公 マリアンヌ。
*ヴァネッサ・カービー感ある令嬢 エロイーズ。
*上白石萌音風メイド ソフィ。

主要キャストはこの3人。
結婚相手に贈るための娘の肖像画を描いてほしいとエロイーズ母から依頼される画家のマリアンヌ。
エロイーズが結婚を嫌がり中々肖像画は進まないが、一緒に散歩したり喋ったりしているうちに2人の距離はどんどん近くなり、やがて恋に落ちる…
肖像画を完成させなくてはならない。しかし肖像画の完成は、エロイーズが結婚することを意味するのだった…
みたいな話。



▼感想
美しかった…
ただただ美しかった…!
比べていいのか分からないけど、同じ海外の同性愛×風光明媚(舞台&役者)モノの『君の名前で僕を呼んで』はハマりきれなかったが、本作はその世界観にどっぷり浸かれた。

とびきり笑えるわけでも泣けるわけでもないし、胸を強く打たれるわけでもない。でも心に残る、いい映画見たなあとしみじみ思わせてくれる、そんな映画。

ただ、題材が題材なので、観る人を選ぶ作品なのも間違いない。
自分の好みに合うか合わないか。
それが評価に直結するタイプの作品ゆえに高評価と低評価と二極化してもおかしくはなさそう。是非フォロワーさんの評点で判断するのではなく、自分が観たいかどうかで判断される事をオススメします👍️




▼なんて美だ!
エロイーズ役のアデル・エネルに一目惚れ。
初めて顔を見せた、振り返りシーンはあまりの可愛さ美しさに息を呑んだ。
なんて美だ…(小峠)

美しい金髪×吸い込まれる目力強めの瞳×スレンダーボディということでヴァネッサ・カービーにちょっと似てると思ってたら同世代だった!ハンカチ世代(88年世代)、マジで黄金すぎんか…
ちなみに身長はアデル・エネルが175cm、ヴァネッサ・カービーは170cmらしい。
(よしヴァネッサにはギリ勝ってる🐢)

彼女の綺麗なおっぱいもアキラ100%もびっくりの鏡の起用法も全然嫌らしさがなくて美しかったです。こういう美しい映画のおっぱいは作品の雰囲気や芸術性を損なわないどころかむしろより高みへ導いてると思うので大歓迎です!🤗



▼余韻が沼
ラストシーン。素晴らしいです。
ヴィヴァルディの「四季」の「夏」、そして何かを思い出し平静ではいられない彼女の様子がもう…。
このあとどうなるのか続きが気になるけど敢えてこの余韻を最大限に残す感じのラストは最高!
余韻が完全に沼でした。
【エンディングが最高の映画】として本作オススメして下さったりょうさん、誠に有難うございました😆



▼その他雑感
*仲良し3人でトランプしてるところとか本読んでるところとか可愛すぎた…

*女性の脇毛ボーボーにそこまでびっくりしなくなった自分にびっくりした。
なんなら綺麗やな、とすら思ってしまったほど。



▼余談
自分入れて観客5人くらいでした。
鬼滅4DXのみそこそこ客入りあるようでそれがせめてもの救い。
そして相変わらず閑散としたOh!Me大津テラス。
一見、サイゼリアは賑わってるようにみえるけどどうせドリンクバーで長時間居座る客が大半だろうし…(すいません自分もそっち側でした🙇)
メガネ率驚異の5/6ヲタボーイズが楽しそうに談笑してました。良き週末を。
わたもち

わたもち