みかぽん

家族を想うときのみかぽんのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
4.0
家族にマイホームをプレゼントするつもりが、精神的にも金銭的にも追い込まれ、いつしか右脚は棺桶、左脚は底無し沼の状況が出来上がっており。早晩、前のめりで倒れ込み、そのまま奈落へ沈み込みそうで…。

主人公が得た仕事は現代の奴隷契約。
これは本当に契約書を交わした仕事なのでしょうか。例えそうであっても弁護士(もし金銭的に難しければ無料の人権弁護士)に要相談案件だし、労基署にだって報告すべき。だってどう考えても速攻で是正勧告レベルでしょ。心情的にも犯罪にしか思えませんもん😭😭😭。

真面目で家族思いの主人公とその家族がジワジワ不幸になって行く様がやるせなく、観終えて家路につくまであれこれ頭を巡らせ続けてしまう衝撃映画でした。。
又その途中、宅配会社のトラックとすれ違い(とうに21時を回っていたのに、未だお仕事中なのでしょう😢)思わず運転者に想いを馳せ、翌朝は不在連絡をしていた書留持参の配達員の方にも、今までの三倍以上のお詫びと感謝を伝えてしまう私がおりました…😭😭⤵︎⤵︎⤵︎。
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