このレビューはネタバレを含みます
日曜日、窮鼠〜の後に続けて友人と鑑賞。
ドラン監督の作品が元々好きで、かなり期待していたので概ね期待通りという感じ。
毎回彼の表現したいテーマが一貫しているので今回も安心(?)して見られた。
とにかく独特のカメラワークといい、美しくエモーショナルな映像といい、見ていて飽きない。
そしてやはり感情の機微を描くのが上手で、これといった台詞がなくても気持ちが募っていく様子がじっくり丁寧に描かれていて感情移入できる。
個人的に好きなシーンはマティアスががむしゃらに湖を泳ぐシーン。
窓にもたれてキスする2人を外から撮ったカットも美しくエロティックで、これだよこれ…となった。
最後もハッピーに終わり後味スッキリ。
スッキリ終わりすぎて終わった後どっちがマティアスでどっちがマキシムだっけ?となった(2時間も何観てたんですか…?)