このレビューはネタバレを含みます
突然(?)U-NEXTのおすすめに出てきたので鑑賞。
今までみたLGBT題材(そう定義付けするのも微妙だけれども)の映画の中でもかなり変わったアプローチの映画だなと思ったんだけどすごく良かった。
それぞれの気遣いだったり間違った行動から生まれてしまった恋の結末があまりにも悲しすぎて最後のエンドロールで嗚咽漏らして泣いた…ここの演出ずるい…
本当の理解ってなんだろう、何が正しい選択だったのか、全てが崩れ去ってからもうどうしようもないことに気がつく…
どうしたらよかったんだろう…正解がないからもどかしくて切ない。
(花ちゃん先生はマジで話聞いてあげるだけでよかったよ)
ただ自然に受け入れればいいことなんだけれども、それが難しいんだよね、みんないろいろ考えてしまうから。
実際、学生の頃とかは恋愛に限らずこういう過ちっていくらでもあるし、誰もが少なからず経験したことがあるようなことで…。
大切な人を守りたかったけど結果傷つけることになってしまった主人公はこれからどう向き合って生きていくんだろう。
演出や脚本もスッキリと全ての伏線が回収される構成で見ていて面白かった。
短い尺だけど伝えたいことがはっきり伝わる素晴らしい映画に出会えたな…これはもっと世に広まるべき…。