チャチャのパパ

ANNA/アナのチャチャのパパのレビュー・感想・評価

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
3.2
B級アクションを量産でお馴染み、リュック・ベッソン率いるヨーロッパコープ。今回はベッソン監督自ら監督、脚本だったが、果たして・・・

監督の好物の女戦士モノだ。主演は今回初めて見たロシアのモデル出身のサッシャ・ルス。誰かに似てるんだよなぁと思いつつ、思い出せない。でも、これは明らかに彼女のための映画。178cmの身長で時と場所を選ばずまぁパコること!でも、いつもなんか痛そうなのね。

それとアクションは頑張ってましたが、あの銃を横に向けて撃つのはダメ!一時映画であれ流行ってましたが、あんなの無いよ。訓練受けているのならなおのこと。アレで凄いシラけてしまったよ。
それと、最初のカーチェイス。あれ要るのかなぁ?元彼のクズっぷりを出したかったにしてもムダ過ぎないか?途中でクズの片割れが窓から乗り出してパトカー撃つとき、ヘレデタリーのアレになんないかなぁ!と期待したが、それも無し。事ほど左様にアラはたくさんあるが、それを差っ引いてもアナが良かった。

それと「5ヶ月前」とか時間を戻して「実は・・・」と言うやり方を何度も見せるのはどうなんだろう?一回なら良いけど、何回もやられるとなぁ。

面白くないか?と言われればそんな事はないけど、好きな人には申し訳ないが、サッシャ・ルスを見つけた以外にはイマイチ残念な作品でした。