このレビューはネタバレを含みます
大麻合法化したウルグアイで密輸してた薬局母子が大統領命令で米国に大麻50トン確保しにいくモキュメンタリー。ムヒカ大統領ご本人出演。
ゲリラ的に撮影したらしきものや、実際の現実の映像も組み合わさり、虚実ないまぜになっている点が楽しかったです。
大麻調達という弱い筋があるだけで、それ以外は延々とテレビの企画を観せられている印象。さほど面白くもないノリをひたすら繰り返しているだけ。
せっかく大麻のイベントにブース出したりしているのに、何か強烈な引っ掛けを持ってくるわけでもなく、一つ一つの仕掛けが全く活かせていないように。
実際の大麻調達に向けてはひたすらご都合主義の連発。持ち出しの緊張感にしてもさほどインパクトはなく、色々とどっちつかずの印象でした。
ムヒカを登場させたのは凄いと思いますが、とにかく全てが軽く浅く、それだけの映画でした。これだけ軽いからムヒカも出演OKだったのかも。