ポム ラック クン
ジャケと邦題からは予想しづらいピュアで切ないラブストーリー。
朝鮮初の男妓生というキャッチコピー通りに女性を癒す主人公は、一見ただのプレイボーイのようだが、実はめちゃくちゃピュアで一途。
一目惚れした女性に猛アタックし、その結末は…?というストーリー内容だったけど、意外と沁みた。
前半はけっこうコメディテイスト。
主人公の相方役を演じたチェ・グィファの初登場シーンは、森の中を汚らしく真っ裸で歩いているという謎の演出だったし。
主人公のホセクが通りがかりに見つけた女性に一目惚れし、猛アタックし始めるところぐらいまでがコメディで笑えた。
後半からは笑い要素控えめのピュアなラブストーリー。
シリアスなテーマも盛り込まれていて、今作で”烈女”という単語も覚えた…。
作中の社会では男尊女卑がひどいのに、主人公は真逆。
惚れた女の家柄は良いが、自分の身分は低い。それがどうしても気になる主人公。
それでも花びらをちぎって、花占いをしている姿が最もピュアだった。
この時代の朝鮮も日本と同じで、花びらを「好き・嫌い」と言いながらちぎっていたとは…🤭
意外すぎた。
今作のキーワードである『ポム ラック クン』という言葉。
実在する言葉なのかどうか気になるけど、調べるのが面倒になってやめました。笑