仕事もプライベートも順調そのものだった会社員・マコトは、ある事故をきっかけに酒浸りとなり、自殺を決意するまで落ちぶれてしまう。ある夜、雑居ビルの屋上にあがり飛び降りようとしたその時、1人の男に止められ、そのまま意識を失ってしまった。そして気がついたとき…マコトは何処かの地下室に全裸で拘束されていた。自殺を止めた謎の男は、そんなマコトにローションを塗りたくり、乳首責めと肛門バイブ挿入で射精するよう強要する……
「性の劇薬」
以下、ネタバレの劇薬。
「影裏」のあと、時間的にいい具合に連続鑑賞できるやと前情報ゼロで臨んだ本作。タイトルからしてさぞやキワドい性愛映画かと思っていたら
ガチのBLだった^_^
オンナの裸目当てで席ついたら、男同士のカラミとSMを延々と見せつけられてしまう俺の気持ち、わかります⁈
これ、かなり有名なBLコミックの実写映画化だったんですね。マンガの世界ならいくらでも綺麗に描けても、特に美形じゃない男2人が主役でビジュアル的にはツラかったなぁ。テーマは「ソウ」に似ていて、ジグソウが死をもって生の尊さを説いたように、本作は性をもって生の尊さを説いていました。
