正直言うと何回か泣いたし、スター性のある子供をスポンサーに安売りせずきちんと勉強や遊びもさせ、自分に自信を持たせ愛することは大事だと思うけど
もしこの映画のメッセージが最後のテロップにあったように“リチャードのプラン通りに成功した”みたいなことを言いたいんだとしたら結構やばいんじゃないか
と、感じていたら、やっぱりかなりな毒親だったぽくて納得
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/g38978843/born-at-toxic-family-220208/
ルイジアナにアフロアメリカンとして生まれ育って、というところで相当な苦労をしてきたのは分かる。搾取される側から逆転したいというソコヂカラ魂みたいなものは割とみんな好きなストーリーなのかもしれないけど、リチャードのプランに乗れなかった子供達が映画の中だけでも3人いたよね
彼女たちはオラシーンの前夫との間の子。仲良くやってそうなバイブス出してたけど、ヴィーナスとセリーナにしかテニスをさせずに他の3人にはボール拾いさせてたよね
そもそも映画の序盤で『あと2人子供を作ろう』と言ってた時点でコイツ大丈夫か??とは思ってたけどな
それで前の妻との間にもさらに5人子供いて一番下の子が8週の時に妻子を捨てて失踪してるって事実でさらに無理になってしまった
この話はヴィーナス(とセリーナとオラシーン)が自分達の賢い頭脳と努力をもって大成したから“成功談”的に映画化されてるだけで、リチャードのやり方は私から見たら虐待だし、正直言ってオラシーン主役の映画のほうが見たかったです