これは結構笑いました。
実在の企業「前田工業」の人気WEBコンテンツを題材にしたお話。
マジンガーZの格納庫を作る見積もりがミッション。
オープニングのヒーロー感から笑ってしまう。
キャスティングのバランスも良く、小木上司が喋る度に笑う。
こういうの今流行りの劇画調にも出来たと思うが、コメディ調なのも良かった。
だんだん出会いや気づきによってそれぞれが本気になっていくヒーロー物のような描き方で通した一貫性も良い。
マジンガーZだものね。
町田啓太のイケメン隠しぶり(笑)
流暢な台詞に感心。
見所は全然他にもあるけれど止めときます。
自分の専門分野でこうしたら出来そうとか、そういう話が妙に盛り上がるのってあると思う。
金銭発生しないからこそ面白さ本気さが増していく。
他の企業にもアドバイスを求めに行くが
そこも良かった。
ここはちょっと端折った感じを受けてしまったが、長尺にする訳にもいかないし、まぁいいか。
頑張っているサラリーマンにスポットを当ててるのも好感。
はたらく細胞をちょっと思い出しました。
様々な企業や人が関わって物ができるし
仕事だったりする。
エンドロールもそういうのがわかる作り。
せっかく凝っているのに見出しが少し分かりづらかったのがもったいない。
終わっても小木氏を思い出して、ふふっとなってしまう(笑)
余韻にはみ出てくるとはおそれいりました。
劇場鑑賞22本目