生酒冷造

ザ・ゴーレムの生酒冷造のレビュー・感想・評価

ザ・ゴーレム(2018年製作の映画)
2.9
ユダヤ教を信仰する村に住む夫婦。しかし偶然村娘が隣町の疫病処理中の人々を目撃する。町の人々は疫病をユダヤ人のせいだと思い攻め込む。しかし、妻はカバラの秘術を使いゴーレムを作りあげる。。


ゴーレム、、土塊人形ってぐらいの知識しかなく、ユダヤ教のシロモノと初めて知りました。

そんなゴーレムの物語かなと思いきや、内容は悲しみに包まれつつも淡白だったです。
日本でも映画「大魔神」がゴーレムっぽい存在かもしれませんが、あの映画のようなスケール感がない。
場面が色々飛ぶので少し意識飛びましたが、ゴーレムの少年が産まれてからは単純明快。
カバラの秘術で生み出された存在は、術者の精神に影響されるようで、、こういうの、映画「ペットセメタリー」を彷彿とします。
ま、あちらほど満満ちた悪意ではないです。
映画「キャリー」のような虐げられた者の爆発とかとも違う。
むしろ善意?か。結局最後は愛なのよね。。
だからか、、ホラーにしては線が弱いと感じたのかも。
正直、二人生き残るより、誰もいない方が、「人を呪わば穴2つ」てジャパニーズホラーのような恐ろしいさが残ったかもしれません。
それとも、このノリこそイスラエルホラーなのか。。謎です。
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