こちらも見逃していた作品。仕事帰りにレイトショー。
思ったより良かったので、後半はちょっとふるえた。展開もまったく飽きず、ストーリーにかなりのめり込んだ。
まずオープニングの時代の省略の仕方がよかった。スムーズに成長を見せた後で、SONY WALKMANの果てていく感じもよかった。
予備知識を入れず、バンド青春映画だと思ってたら、死んだ男と入れ替わるという設定に驚いた。しかもカセットテープを使うとは。そして片面30分というギミック。なかなか凝ってる。記憶の上書きとかね。
レンタルCDからカセットに好きな曲をダビングするとか30年前だよ。
颯太とアキの二役を演じた北村拓海に拍手。“ぼく”と“オレ”や“カナさん”と“カナ”という観客に親切な設定だったけど、歌い方とかも演じられていたと思う。颯太の不器用な感じは共感し過ぎて泣けてくる。
ラストの野外フェスでメンバーがそろうことは、わかっているけど、やっぱりよかっな。欲を言えば、もっと迫力が欲しかったけど。
ちょっとだけバンドやってたんで、あのライブハウスの感じが懐かしく思った。