あざらし

羊とオオカミの恋と殺人のあざらしのレビュー・感想・評価

羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)
2.5
「自分がいま正常かどうか確かめるためよ。」

ゴミだらけの暗い部屋で、男性が寝ていました。彼は生きている意味を失い、首を吊って死のうとしますが…

穴から見える隣の美女に惹かれて、生きる意味を取り戻す黒須。

ひょんなことから、隣の美女:宮市と知り合いご飯を一緒に食べる仲になります。彼女は夢のように素敵な人でした。

黒須は浪人生でしたが、予備校も辞めてバイトもせずただ、生きているだけ。

そんな日々の中、黒須はとんでもない光景を見るのです。

設定がとても面白い映画でしたが、不自然な点が多すぎてストーリーに入っていけない残念な映画でした。

例えば、ドアの内側にいたはずなのにスェットのヒモが玄関から出る?大の大人がサクッと宮市に殺せる?汚部屋なのにいきなり訪ねてきた宮市とすぐにご飯食べられる?

あちこちに雑なシーンがあり、そこを映画の演出として乗り切ろうという努力もなく、なんとなくカッコつけたシーンで力技でストーリーを進めてしまっている作品。

「宮市さんと…付き合い…たい。」

…人形のようなアクションシーンも残念。
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