「自分がいま正常かどうか確かめるためよ。」
ゴミだらけの暗い部屋で、男性が寝ていました。彼は生きている意味を失い、首を吊って死のうとしますが…
穴から見える隣の美女に惹かれて、生きる意味を取り戻す黒須。
ひょんなことから、隣の美女:宮市と知り合いご飯を一緒に食べる仲になります。彼女は夢のように素敵な人でした。
黒須は浪人生でしたが、予備校も辞めてバイトもせずただ、生きているだけ。
そんな日々の中、黒須はとんでもない光景を見るのです。
設定がとても面白い映画でしたが、不自然な点が多すぎてストーリーに入っていけない残念な映画でした。
例えば、ドアの内側にいたはずなのにスェットのヒモが玄関から出る?大の大人がサクッと宮市に殺せる?汚部屋なのにいきなり訪ねてきた宮市とすぐにご飯食べられる?
あちこちに雑なシーンがあり、そこを映画の演出として乗り切ろうという努力もなく、なんとなくカッコつけたシーンで力技でストーリーを進めてしまっている作品。
「宮市さんと…付き合い…たい。」
…人形のようなアクションシーンも残念。