ネブュラー

ザ・ハントのネブュラーのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ハント(2020年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

ブラムハウス産人間狩り映画。
冒頭から「およよ?」とさせられる展開、それがギアシフトの合図かと思いきや、何度かブレーキを入れられる感覚。
面白いリズムで変わっていく視点、さらにコメディタッチが軽くしながら、ゴリゴリのゴア描写をぶちこみまくる少しアンビバレントな演出、スピード感に前のめりになる。
ギルピンさんの登場により、ちょっと腰を落ち着かせるわけだが、領土内では誰も信用ならないと脳に刷り込みをされるわけだから、それでも落ち着かない。
そして、いつヒラリースワンクが出てくるんだという焦らしもそわそわが止まらない。
落ち着かなさとそわそわ感に、インスタントに「いったんの落とし前な」的な感じで繰り出されるギルピンの殺し文句ないし落とし文句と表情が輝く。
「you fucked up bitch!」「its fuckin great!」。この浮足立ったコメディ感というか、社会風刺な雰囲気もラストに見える爽快さを盛り上げる。
人間狩りというか、ギルピン落としという感じのギルピンさんが持っていく映画。
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