ネブュラー

フィアー・ストリート Part 3: 1666のネブュラーのレビュー・感想・評価

4.6
縦横無尽すぎるホラー、いちおう完?。
続編の匂いを漂わせながらも一旦腑に落ちるエンディングを迎えてくれた。
本編の中で、これだけ時代に合わせて様々な特色をみせてくれる映画は楽しいし、トンマナの振れ幅が大きくて見どころ満載。
シリーズ通しての時系列を下にひたすら掘ってく構成の妙、踏まえての1994へのバック、本作序盤の今までにない重さに対して、「さあ反撃だ」感が今まで通りに戻ってきた軽やかさを強調する。そのギャップというか、通常運転に嬉しさを感じるのは、人知れず本作のファンにさせられてしまったからか。
様々なホラーのオマージュが散りばめられている本作、特にこれのフォロワーなんでしょうかという作品を挙げるなら、個人的にはやはり「IT」を連想させる。
映画の比較的長いスパンでのシリーズではなく、どちらかというとドラマ的やり口で短期間で興味を持続を保ちながら完走できた個人的優秀なシリーズ。
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