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青葉家のテーブルのreireiのレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
3.6
女優の西田尚美さんが好きで前から気になっていてアマプラで配信されてたので鑑賞!

物語は西田尚美演じる晴子の家に夏休み期間美術予備校に通うため居候する優子を中心に進んでいく。

17歳ねーー。何者かになろうとするよね。ま、大学生もそうか。とにかく若い時ってこれって何かを見つけなきゃって焦って漠然といろいろやってはハマれなくてって繰り返してたなぁ。
今思うと何者かになろうとなんてしなくていいってわかるんだけどね。あの頃の私に教えてあげたい😂

でも優子も若かりし頃の晴子と母親の知世の青ーい青春時代の話を知って、考え方が変わっていくさまがとってもよかった!優子ちゃんは飽きっぽいけど、いろんなことにどんどん興味を持ってまずアクションするのがえらい!!

優子ちゃんが晴子の息子のリクにいう、「ダサくてもいいから世に出す事に意味がある」ってセリフも、いろいろあった優子ちゃんだからこその言葉でリクにも刺さってていいなぁって感じた。

映画全体として特段大きな盛り上がりがあるわけではないけど、晴子さんの料理がひたすらおいしそうなのと、いろんな場所(寺とか青葉家のリビングとかプールとか)が出てきておしゃれで観てるだけで楽しい!

何かしなきゃーとか、何か突き詰めなきゃーとか焦ってしまってる時に観ると心が解れる、そんな素敵な映画でした!
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