このレビューはネタバレを含みます
どう書いてもネタバレになってしまうし、ネタバレは見ずに臨んでほしいので久々ネタバレ設定。
いやーー、考えさせられる作品だった。
最初安藤サクラ目線で見た時にまた瑛太クズな役じゃん😩って思ってしまったけど、瑛太目線で見た時にあぁ、そんな誤解があったのね、かわいそすぎる🥲🥲てかなんなら1番の被害者では？と思う。。いくら子どもだからってね、ついていい嘘とついちゃダメな嘘があるのよと湊に言いたいよ。。
ただそこも含めて人は見たいもの、信じたいものしか見ないっていう昨今のテーマがしっかりと描かれていて、私自身も冒頭から観たいように見てしまっていたなと痛感。定期的にこうやって映画や本などを通してこの感覚を味わわないと、大切なものを見失ってしまいそうだなと感じた。
にしても校長先生、根はそんな悪くない感じしたけどスーパーで子どもの足ひっかけるのはダメじゃない？？！！あそこなんか仕方ないよね的な説明シーンあったっけ？？そこだけほんと解せなかったー。
あと男の子同士の恋の描写、かなりハードな感じに描いてたけどリアルに親はあんな風になっちゃうのかな。自分の子どもがってなったとききちんと受け止めてあげられるようにしなきゃとも思った。
それにしても子役二人すごい。
心の小さな変化や微妙なニュアンスを絶妙に表現していて、二人のシーンは食い入るように観てしまった。安藤サクラも瑛太も田中裕子もあっぱれで、流石のキャストすぎました👏
※追記
みなさんのレビューを見ていて、結局三者の視点で描かれている時点でそれが真実とは限らない、というかどれもそれぞれの主観だよなということに気付かされました…！いろんな解釈ができて余白も残されていたり、本当に見応えのある作品でした！
