録画はしたもののBLやし、ちょっとな〜と、なかなか観られなかった映画。
別れた昔の恋人の元に娘を連れて転がり込む渚、藤原季節君、良い！
で、恋人は宮沢氷魚君、こっちも良い！
あれ、これいける。
登場人物の気持ちもそれぞれわかるし、
田舎暮らしの様子もすごく静かで癒やされる。
独り暮らしの猟師さんの「誰かと出会って影響受けるのは人生の醍醐味やでな。」という台詞にはっとする。
それが同性で愛にまで想いが大きくなってしまったとしても、その人と向き合い暮らしていく事を選んだカップルは素敵だし、どんどん「ふたりお似合い、いいなーー！」と本当に思えてくる。
そして、おおらかなその土地の人々に徐々に認められていく。
子どもの親権の裁判や離婚調停のシーンはシリアスに問題提起されてるし、元妻に対しての謝罪と感謝も描かれている。
ラスト娘の空ちゃんの笑顔いっぱい見られたから何よりでした。
思いに蓋をして独りで籠もることは解決にはならない、と、確認。
これは男女問わず真理です。
