IwaoKatsumura

1917 命をかけた伝令のIwaoKatsumuraのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
5.0
20210412:あー、もう4月も中頃か。コロナなどでバタバタしていて、全然映画も見れてなくて、久しぶりのレビューです。

玄さんが塾に行っている間に1人視聴。アマゾンプライムの字幕版です。

サムメンデス監督作品。「アメリカンビューティー」「007スカイフォール」など、一応見てますが、映画としてもっともグッと来たのはこれかもしれないです。素晴らしい映画でした。

作戦中止の伝令を抱えて走る若い上等兵の地獄巡りをワンカット風演出で見事に描き切っています。

地獄めぐりというがほとんど走れメロスですよね。最後の300mダッシュとか素晴らしかった。

第一次大戦というのは本当に悲惨な塹壕戦で、とにかく数百メートルの取った取られたを激しい肉弾戦でやって行ったという話を聞いています。

そういう悲惨な戦争の裏側に勇気みたいなものがあった、という話。戦争は絶対反対ですが、誰かのために頑張る、というのは状況が絶望的な時ほどヒロイックに響くものなのかもしれないですね。

はしゃいだところのない熱いいい映画でした。
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