『愛とは、結婚とは』
12月に入りまして、netflixで配信スタート。
今や勢いさながら、話題の今作。
スカーレット・ヨハンソンといえば、ブラック・ウィドウの印象が昨今の、MCUの影響であり過ぎて、忘れていましたが、
こういった抑えた演技も素晴らしく、演技派の側面もあるのだなと感じさせられました。
プラス、アダム・ドライバー。
来年アカデミー賞では、主演男優賞としてノミネートが濃厚なのか。
スター・ウォーズ公開もありますし、アダムドライバー旋風になりそう。
タイトルとは裏腹の、内容は、
アダム・ドライバー、スカーレット・ヨハンソン演じる夫婦の離婚が進んでいくというお話。
二人の結婚が、終わっていくという物語として、当然に不幸感は否めないのですが、
しかし、内容とは違く、前向きな内容も十分にあります。
個人的には今作品の、二人の関係性の決着が、素晴らしいというか、
本当の愛とは、本当の結婚とは何なのかを、非常に考えさせられる内容でございました。
結婚という形式と、それぞれの関係性。
形式が終わってしまってから、それぞれの関係性が本当はどうであったのかがわかるのかもしれません。
恋人でも、友達でも、なんでもかも。
形式に縛られると、何か見落としてしまうのかもしれません。
人生経験まだまだ浅いうえ、この作品の重みが分かるのはまだまだ先なのかも。