人気子役と息子の収入だけて暮らす前科持ちのステージパパとの伝記映画。
本作の脚本家で役者でもあるシャイア•ラブーフのアルコール依存症の構成プログラムの一環として執筆した作品が監督のアルマ•ハレルに気に入られ映画化。本人は父親役を演じるている。それを踏まえて鑑賞すると中々面白いし。
シャイア•ラブーフ自ら父親を演じる事は過去と向き合いトラウマを克服する意味もあったのだろうなぁ。
話としては子役とそのマネージャーを務める所謂ステージパパの親子の物語。よくある子供に自分の夢を押し付けるような関係性で観ていてしんどくなるし、父親は暴力的なのにオーティスは父親のジェームスから離れるつもりはなく、どうにか一緒にいられるようにしようと子供ながらに努力する姿に胸が痛くなる…
子供時代、青年時代どちらのオーティス役の演技凄かった。特に12歳時代のノア•ジュプの演技、表情どれも凄かった。そして可愛い。
物語でも現実でもシャイア•ラブーフは父親と和解できたみたいでホント良かった。
