バルボア

キル・チームのバルボアのレビュー・感想・評価

キル・チーム(2019年製作の映画)
3.6
wowow録画。
戦地での倫理観が問われる実話を基にした作品。

新米の兵隊だが、父には誇りに思うと言われ、赴任に赴く途中、(制服姿だからか)市民に敬礼され、兵隊の自覚が備わりつつあった。赴任先では携帯で操作できる爆弾による兵隊の被害が相次いでいた。そして自然と部隊には怪しい現地人は殺すという認識が出来つつあった。それでも怪しいというだけでは手を出す事が出来ない主人公は、やがて茅の外に追いやられるようになる。戦場に於いて何が正しいのか、正義とは何か?外部(父)に助けを求めるも、チクリがバレれば、袋叩きが待っていたり、刻一刻と危機がやってくる...

観ていてキリキリと胃が痛くなりそうな作品だった。そしてこれは9.11に於けるブッシュ大統領のイラクに対する戦争だったり、森友問題に於ける財務省の公文書書き換えと同じ構図だと思った。
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