バルボア

アイス・ロードのバルボアのレビュー・感想・評価

アイス・ロード(2021年製作の映画)
3.8
爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。酸素が切れるまで30時間。それまでに30トンもある抗口装置を運ばなくてはならないが、その大きさのため、飛行機、ヘリも使えずトラックでの輸送に限られる。しかも時期が4月で閉鎖されている最短コース、アイスロードを通らないと間に合わない。さらにトラックの速度が速いと圧力で、遅いと重力で氷が割れるという危険と隣合わせのミッション。

このミッションに挑むのは運輸会社の経営者ジム(ローレンス・フィッシュバーン)、ベテランドライバーのマイク(リーアム・ニーソン)、その弟で整備士のガーティ(マーカス・トーマス)、ジムの元部下のタントゥ(アンバー・ミッドサンダー)、そして保険会社のトム(ベンジャミン・ウォーカー)が同行する。

このアイスロードなるものは実際にカナダにあるらしく、1月から3月まで政府が建設し、管理している。その絶景がみれるが、氷が溶け始め、たわむ様子は恐ろしい。そしてトラックのタイヤが割れた氷面に沈んだり、横転したり。でもなんせトラックだからどうしようもない。乗用車であったとしても動かすのは容易ではないのに。それでも...

そして「恐怖の報酬」を彷彿とさせるシーンもある。さすがのリーアム・ニーソンだが、ただのトラックドライバーの役なので、ミッションを阻もうとする相手との格闘シーンは手こずってたりする、笑笑
しかし、こういう役柄で爪楊枝を口に咥える様はよくお似合いだった!
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