あっちゃん

バーナデット ママは行方不明のあっちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督が、2012年にアメリカでベストセラーとなったマリア・センプルの小説『where’d you go bernadette』を映画化したヒューマン・コメディ。

かつて天才女性建築家として名を馳せたバーナデット。彼女は、マイクロソフトのエンジニアとして活躍するエルジーとの結婚でキャリアを捨て専業主婦となり、愛娘のビーと3人暮らし。バーナデットは、平凡な生活の中で自己のクリエイティブなエネルギーを発散できないせいで、徐々にメンタルを病んでいく。そして、バーナデットは、忽然と姿を消す。彼女が向かった先は、南極だった。

ラストで泣けた。あまり笑えなかったが、元気をもらえる素敵な感動作。主演のケイト・ブランシェットが素晴らしい。『TAR/ター』とは全く別人のようなエキセントリックな演技を堪能した。
あっちゃん

あっちゃん