チャチャのパパ

劇場版 SHIROBAKOのチャチャのパパのレビュー・感想・評価

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)
3.9
TVアニメは全部見て、劇場版ができると聞いて楽しみにしてた。「また武蔵二、というよりアニメ同好会の5人に会える!」と。因みにボクはリーちゃん推し。

あの「三女」から4年後の話なんだけど、どうも様子がおかしい。なんか寂れてるし、人もいなくなってるし、何より“オイちゃん”明らかに覇気がない。

それが何故なのか?はオイオイ分かってくるのだが、ああいう大手に振り回される中小企業の悲哀というのはどの業界もおんなじか・・・

そこから、まさかの劇場作品の受注から、オイちゃんの復活と活躍。

2時間にほぼ全員が出てて、よくまとまっているし、ゴスロリさんの意外な面が見られたり、興津さん相変わらずのcoolッぷりだし、終盤の宮井・宮森コンビのアレはカタルシスはあるのだが・・・

新キャラは結局宮井さんとあのクソ社長だけで、お話はほぼ予想通りの展開だったが、ファンへの目配せとか意識したのだろうな。コロナ自粛のせい?なのかお客はほぼ全員が“大きなお友達”ばかりだったしね。

TVシリーズ見てないと登場人物の背景とか分からないのでキツいかなぁ。次は「七福神」の完成を待つか。