島本理生さんの原作は未読のまま鑑賞しましたが
「主婦の不倫」という
いま、嫌いうほど取り上げられるテーマを
三島有紀子監督が現代の女性の目線で徹底的に描いた
完全なる｢女性による女性のための映画｣でした
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この作品に共感すると
不倫を擁護しているように捉えられがちだけど
夫や親や同僚、そして元恋人の言動に
ひとつも自分と重なることがない人は
おそらく1人もいないのでは？
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歳を重ねるにつれ
役割が増えて、変化に対応するのは圧倒的に女性側
「1000年前から男の人は男」
というセリフがそれを物語ります
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まぁまぁ
いろんなことをとっぱらって
妻夫木くんの大人の色気を
堪能するだけでも十分、見る価値あり。笑
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大人の情愛ものをやって欲しいと
常々思っていたけれど
言葉が少ない分、眼差しや表情
そして身体で表現する妻夫木くんが
とても素晴らしかった✨
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そして、夏帆ちゃんも
劣化だなんだと言われてるけど
疲れた表情や泣きの演技が
上手な女優さんで、たくさん映画に
出て欲しいと改めて思いました
泣きながら愛し合う涙は
とても美しかったです
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さらに
火口のふたり、知らなくていいコト
からの柄本佑♡
たいがいの不倫相手ってえもたすの
役の方かもね、なーんてね
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私は思いのほか刺さりましたが
男性は置いてけぼりの作品かな、と
｢人間どれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの？｣
これは不倫、さらには恋愛に
限ったことではないのでしょうか？
