ももさく

くもりときどきミートボールのももさくのレビュー・感想・評価

4.5
フリントは子供の頃から発明する事が大好き。失敗ばかりで、周りからは変人扱い。ママだけはフリントを褒めてくれた。世界には貴方の個性が必要なの、だからそのまま大きくなりなさいと...。

大量のサーディン(イワシ)が生産されていた事で有名な「スワローフォールズ」売れなくなったサーディンを島の住人が食べて処分する、そんな日々を変えようとフリントは水で食べ物を作る「FLDSMDFR」を開発した事によるトラブルから日々空から食べ物が降り続け...。

フリントロックウッド(梯篤司)物語の主人公。発明の事しか頭にない。

サムスパークス(甲斐田裕子)起床科学が好きなお天気お姉さん。
ゼリーが大好き。ナッツアレルギー持ち。本当の自分を隠していたがフリントに出会い変わる。

ティムロックウッド(斉藤志郎)フリントの父親。母親と違い内向的で発明の失敗ばかりするフリントを自分が経営する釣具屋を継がせようとしていたが徐々に考えが変わっていく。

シェルボーン(石塚運昇)市長。降ってくるファーストフード食べ過ぎて肥満化していく。

アール(森川智之)警察官。フリントを最初は嫌っていたが徐々に変わる。息子を溺愛。

スティーブ(庄司将之)フリント発明品で考えている事が言葉になる。くまさんグミが好き。

マニー(菅原正志)カメラマン。
昔は医者だった。

カル(矢島晶子)アールの息子。ジャンクフードにハマってしまう。

ブレントマクヘイル(佐藤せつじ)フリントと同級生。フリントを過去いじめていた。サーディンの缶詰に赤ちゃんの頃の写真が使われ有名だがそれしか彼にはなかったが過去の自分と決別する。

可愛いなと思ったのは幼少期のフリントとサムの膨れ上がった時の喋り方。

巨大金魚鉢ゴロゴロからのお魚解放から速攻切ない展開に笑っていいのやら。

モクモク煙や雲の七色のような色も綺麗。

最初は、降ってくる所見るとわぁ〜って思うんですが慣れてくるとグシャッ、ドカーンって町中食べ物だらけが汚く見えてくる。

ゼリーのお城すっごく素敵!弾力感が凄く伝わってくるし、めちゃくちゃ美味しそう!

ジャンクフードを食べ過ぎると痛い目に合うって事も言いたいのかな?。

警察官のアールの息子に対する愛情表現が羨ましい。日本人は、あんな風に表現しないよなぁ。大切にされてるとか愛してるとかわかりやすく感じられる。逆にフリントとパパは不器用で表現できないでいる最後のシーンとっても好きで鳥肌たったー。あぁ素敵。

凄いわかる!ってのが子供の頃周りに合わせて本当は大好きな事も笑われたり引かれたりするのが嫌で隠してたなぁって。映画にどっぷりハマり始めた20代とかになった頃に好きな物は好き!と言えるようになった。例えばアニメーション!ドラえもん映画がいつまでたっても本当は好きだったのに中学生くらいになると周りが大人ぶって見なくなった。好きな事でも卒業しなきゃいけないんだって見なくしてたけど今では何でも見ますね。けどいい歳こいてアニメを見てるような人は周りにあまりいない現実は、ありますが。

空や地上でそれぞれが奮闘する後半は特に見てて楽しい。機械音痴なパパ、大量の食べ物に攻め込まれるアール、チキンと戦うブレント。

フリントとサムの2人には何度かキュンとさせられます。2人でプク〜ってなる終わり方も可愛くて好き。

エンディングで使われてる絵がとっても可愛いです。2は1度しか見てないけど1は何度見ても面白い。