いや、これ、なんてレヴューしていいのか、レヴュアー泣かせの映画だわ〜。
最初に言っておくけど、この映画、最終的に「とんでもファンタスティック」映画ですから。南果歩は出てるけどw。
山本政志監督の頭の中はどうなってるんだろう? おんとし64歳にしてこの自由なイマジネーションの爆発とは! まるで学生がインディーズで、まとまらないけど好きなことを好きなようにやって撮った映画みたいだ。
最初こそ、引っ越し前に娘が「パーティをやるからみんな来て!」ってメッセージをSNSにアップしたら、リツイートに次ぐリツイートでおかしな奴らがどんどん集まって…、という『ヒャッハー』みたいな設定でスタートするけど、その後の展開は、突然あんなことが起こったり、こんな話に変わってったり、もうなんでも有りで予測不能【ネタバレ厳禁】。
言えることは、突然血しぶきドバーっだったり、意味不明過ぎる展開と気持ち悪さがデヴィッド・リンチっぽかったり、スーパーB級ファンタスティック映画だってこと!
上映終了後の舞台挨拶では、父親役のいとうせいこうさんが大暴走!
「この映画、なんて薦めていいのかわからないよね!」
「この映画を一言で言えば『不要不急』!」
「『全然感動しないからいっしょに行こう!』って言おう!」
などなどなどw
頭の硬い人が見たら怒っちゃうかもしれないけど、ツボにきた人にはこのイマジネーションの奔流に圧倒されるかもしれない。
私は全然薦めてませんw。見て、ハマるか or ハマらないかは自己責任で。でも、ただただスゴイよ!