第一次世界大戦が終戦した直後の1919年フランス。
田舎町の留置所に収監されているジャックは、戦時下で勲章まで貰った英雄にも関わらず、何か事件を起こし軍法会議にかけられるか否かの判断は、軍判事のランティエ少佐に委ねられる。
"酔っていて覚えていない"とか"事件を起こす気は無く、反省している"とかの陳述で釈放したい少佐。
しかし、ジャックは頑なに黙秘を続ける。
有罪になれば銃殺刑の可能性もあるのに、何故ジャックは黙秘を続けるのか?
留置所の外で、主人を呼ぶかのように吠え続けるジャックの犬。
いや〜、正直、ジャックが体験した戦場の描写とか、
いつの世でも、愛国精神の名の下に国家に消耗品のように扱われる民間兵士の悲劇とか、物語のかなり後半までは
「やべぇ。今年のBest候補かも…」
とか思った。
果たして、銃殺刑も辞さないジャックの信念は、一体何が起きて生まれたのか?!
「愛犬だけが、真実を叫び続けたー」
とか、映画宣伝コピーも超気になった。
…年間に劇場で映画を200本近く観る事の弊害を身に染みて感じた…
色々と勝手に期待…いや、予想して観てしまったので、
( ゚д゚)ポカーン
思い込みは良くないよねっ!!