やまぞう

映画 えんとつ町のプペルのやまぞうのレビュー・感想・評価

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)
1.0
町中にある煙突から出るけむりで空が覆われた“えんとつ町”。
そこに住む住民たちは、生まれた時からその状態だもんで、けむりの先にある空を知らない。
そんな中で、えんとつ掃除屋の少年ルビッチはただ一人、分厚いけむりの先には輝く星があると信じているが、
その考えは禁忌であり、周囲からはバカにされ、えんとつ町を仕切る異端審問官から目を付けられてしまう危険なモノ。

そんな孤独なルビッチが、あるハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペルと出会い・・・

“えんとつ町”の映像や、可愛いキャラクター達、アトラクションに乗っているようなワクワクするシーンなど、
さすがのSTUDIO4℃クオリティ。
芦田愛菜ちゃんのルビッチはもとより、窪田正孝くんのプペルも良かった。
コレは絶対泣けるやつやん、2020年のBEST10に入るのではなかろーか…とドキドキしながら観てた。。。
途中までは。

物語が中盤に差し掛かり“えんとつ町”の謎や異端審問官の存在理由、成り立ちが徐々に明らかになってゆく中、
空に輝く星の存在を信じ続けるルビッチとプペルのお話も佳境になるにつれ、徐々に嫌な予感が。。。

そして・・・

おーいっ!!!それでいいんかーいっ!!
信じる気持ち大切とかそーゆー問題かよ?!
なに感動的にスッキリしてんねんっ!おかしいやろ?!

これ、原作絵本ってどーなってるん?逆に読んでみたいわ。と思った。

残念。ふ
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