毎年恒例の「未体験ゾーンの映画たち」の面白さは、なんじゃこりゃって感じの作品や（笑）、本作のような派手さがなくて小規模ながらも見応えのある作品に出会えるところ。
本作は物語の面白さで魅せてくれる。
不穏さを感じるオープニング、不可思議な告白。1人の女性の妊娠をきっかけに起こる事件。
名優が沢山出ている手堅さもあるが、何よりもその脚本の良さ。少しの会話からそれぞれの関係性や現時点での立場、過去との向き合い方なんかがしっかりと分かるし、観ている方は色々知ってるからこそわかるそれぞれのすれ違い。
兎にも角にも素晴らしい脚本。
これは人におススメ作品として紹介して通ぶれる（笑）、良い作品に出会えたなあと思います
