しょうちゃん

ロストガールズのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ロストガールズ(2020年製作の映画)
3.3
失踪した娘を捜すうち、
数々の未解決殺人事件の存在を知った母親が、
真実と正義を求めて闘い続ける。
実話に基づくドラマ。

Netflixオリジナル映画で2020年3月13日から配信中。
本作は実話ベースの小説が元になっている。
舞台は2010年ニューヨーク州ロングアイランド。
腐って白骨化した女性の遺体が発見されるが、
一番腐っていたのは警察である。
被害者が売春婦という理由や偏見でまともに捜査する気なし。
メアリーが事件の真相を求めて悪戦苦闘する姿が描かれる。
ミステリー映画ではあるが、
謎解きを楽しめる内容にはなっておらず、
未解決殺人事件を扱っているだけにカタルシスがない。
残された遺族を思うと胸が痛くなる。
警察がろくに捜査をしない無能さが腹立たしい。
注目なのは、
ジョジョ・ラビットでエルサ役を演じたトーマシン・マッケンジーが次女役を演じてます。
映画の題材になった事で、
記憶から消えかけていた事件を思い出させるきっかけになったのではと思う。
しょうちゃん

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