実家の妹がこれにハマって、何度も劇場に通ってるらしいと親が言ってました。じゃあ彼女が通って貯めたポイントで、私も見とくか
(我が家は、妹が映画を見て貯めたポイントを姉が使っています)
岸本斉史×宮崎駿って雰囲気だなぁ~~~
私向きではないだろうな、は見る前からわかっていたが、ジブリ好きな妹はこういうのを好きなんだろうなぁ、はわかった
中華圏あるある、本編前の大量の企業ロゴニメーション。
なじみないのんびりした構成。
シンプルできれいなアニメーション。
何よりインパクトがあったのは、スピードと重力の描写がまぁ~見事。
イケメンがキメ顔しながら戦うのはちょっとオタク臭かったが、それを差し引いてもここ数年のアニメで一番スマートなバトルだった
これは他で見たことないな!
猫のシャオヘイの動きの緩急、ジャンプして着地する時の地面の感じ。
軽くて小さなもの、重くて強いものの表現が絶妙にデフォルメ効いてて、リアルを追ったアニメーションより小気味良かった
最初ムゲンのいけすかなさに抱いたゾワゾワ感も、シャオヘイの言動に感じたわざとらしさも、話が進むにつれて気にならなくなっていきました。
それぞれが抱えるまっすぐさが紐解かれて、彼らがお互いを知るのと同じ速度で彼らを知っていける。
大変気持ちがいいですね。
まぁ、シーフーの気持ちもわからんではなかったけど、目的が何であれアカンものに刃を向けてしまう男は、何をどう言い訳しようがダメだなと思いました。
猫とか人外を期待して行くと、画面に映るのはほぼショタとイケメンなので肩透かしを食うかもしれん。
世界観に惹かれて入ってきたオタク女子をエモとキャラ萌えで捕まえる、みたいな映画でした