Yu

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのYuのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

今年初映画館を捧げました。
チケット争奪戦を耐え抜き、なんとか最速上映で念願の席をgetして挑みました。


夢のような、それでいて悪夢のような体験をしました。いろんな意味で醒めないでほしい夢。
でも本当に本当に本当に、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。
中盤からずっと涙腺崩壊でした。。こんなん最高すぎますよ。。

余韻が未だに拭えないのですが、
今作では“親愛なる隣人スパイダーマン”が親愛なる隣人たる所以を、まざまざと見せつけられました。
MCUストーリーの一部として、三部作のまとめとして、スパイダーマン映画として、ここまでまとめ上げてくれた製作陣の功績を讃えたいです。

そしてこれは過去ヴィラン、過去スパイダーマン、そしてトムホスパイダーマンの再起の物語でもありました。


『ホームカミング』『ファーフロムホーム』とどんどん家から遠ざかってしまったトムホスパイダーマン。
今作『ノーウェイホーム』を得て、“親愛なる隣人スパイダーマン”になったんだなと思わされました。この三作は全てスパイダーマンのオリジンムービーだっただなんて、誰が想像したでしょうか。
ご近所ヒーローは身近で親近感があるように思えますが、隣人、にしかなり得ない孤独なヒーローなんだなと。
彼のスタートはここから始まるんですね。ツラい。ツラすぎる。


過去スパイダーマン達の出演は噂にはなっていましたが、本人達が否定していましたね。本当にありがとうトビーとアンドリュー。未公開シーンをカットし損ねたのではないかと不安になるくらい、3人でわちゃわちゃと話すシーンがたっぷり見られました。泣くでしょうこんなの。

オズボーンを救えなかったトビースパイディが今作で救うところや、
グウェンを救えなかったアンドリュースパイディがMJを助けるところは、
もう涙なしには観れません。
歴代のピーターが成し遂げられなかった事が一つずつ報われていく。ライミ版スパイダーマンの続編でもあり、アメスパ待望の続編でもあったのですね。。
だからこそ、『ファーフロムホーム』の続編が今作であることが余計にツラいです。

メイおばさんを殺されて、闇落ちしそうなトムホスパイディを救ったのは、アイアンマンでもドクターストレンジでもなく、同じスパイダーマンの彼らだったというのがまた泣けます。アニメ『スパイダーバース』で見た“アレ”じゃん。。。。。。。




デアデビルの登場もめちゃめちゃ興奮しました。ちゃんとご本人じゃないですか!!皆嘘つくのうますぎる!!!!
ファンサも嬉しいですが、今後しっかり映画に出てきても良いんですよ!待ってます!!



ここからはちょっと気になったところなんですが、

今作はストーリー破綻が著しいのも確かです。特にラストの展開は、“皆がピーターパーカーを忘れる”が出来るのに“スパイダーマンがピーターパーカーであることを忘れる”が出来ないのは腑に落ちません。。。

過去ヴィラン達も、勝手に連れて来られただけで、言ってしまえば被害者。ヴィランというヴィランは存在せず、全世界を巻き込んだドクターストレンジとスパイダーマンの尻拭いなのも、なんだかなあと思います。『エイジオブウルトロン』にハマれなかった理由と近いものを感じました。

スパイダーマン=ピーターパーカーだとわかったフラッシュの扱い方も、もっとやりようがあったのではないかなと。。。単に影が薄かっただけですかね。

あとはトムホの笑顔より悲痛、悲哀の表情が多かったのもしんどかった。推しには笑顔でいてもらいたいんですよわかりますか。(過激派)


あとこれが一番の問題点なんですが、最速上映という名の世界最遅上映だったので、ネタバレや匂わせには幾度となく出くわしました。
知らぬ顔をしましたが、やっぱりこういう映画は世界同時公開して欲しいですね。NWH本編よりもMOM予告を先に見る羽目になりました、言わんこっちゃない。


あっ、、、今気づいちゃいましたがもしやNWHでトビースパイダーマンを拝んだ後に、サムライミのMOMを観ることになります??え??やば????


情報量が多すぎて、整理できず思いついたまま書いちゃったので長文駄文です。。
恐らくあと数回は観るので、思い出したら追記します!!!
Yu

Yu