みどな

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのみどなのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アメコミ。
MCU27作品目。

俗に言う「スパイダーバース」。
過去に実写映画化された「スパイダーマン」シリーズ、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ、そして「MCU」シリーズのキャラクター大集合。

制作会社の垣根を越えて、夢のようなコラボレーションを実現させた
アヴィ・アラッド氏に大いなる感謝を。

過去の「スパイダーマン」シリーズはどれも
CG技術や3D技術など「魅せ方」に特化しつつも、
「ヒーローとは」「スーパーパワーとは」
そして「社会との在り方」を描いてきた。

今作も例外ではなく、過去作品との融合。
アーカイブ映像や演者本人による続投など
見ていてとても楽しく、それぞれのシリーズを見ていた当時を思い出す。

特に「アメイジング・スパイダーマン」シリーズは3部作の予定だったが、打ち切り決定され結末が描かれていない。
見ている側は今作でやっと、
ピーター3(アンドリュー・ガーフィールド)が
「救われた」と胸を撫で下ろすことができた。
同様に、ピーター2(トビー・マグワイア)も恩師であるオットー(アルフレッド・モリーナ)へ抱えていた気持ちなど「今だからこそ」言えたりしたのだろう。


観ていてとても楽しいエンターテイメント映画でした。
みどな

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