ウディ・アレン監督作品では一番好きかもしれません。
「才能のある人間には簡単だが
才能のない者には難しい。」
パチパチパチパチ…拍手が聞こえてきます。
舞台裏では経営者と脚本家が口喧嘩をしていました。
そして、店の裏ではマフィアに4人が銃で撃たれています。
マフィアの愛人が売れない脚本家の芝居の主役になります。脇を固めるのは元大女優。はてさて…
マフィアとクラブと
銃と芝居と芸術と…
何しろテンポが良いです。ぐいぐい観客を引き付けていきます。
さすがにウディ・アレン、ウィットな台詞が効いていてブラックでお洒落です。
役が個性的です。
頭の悪いマフィアの愛人、マフィアの殺し屋、元大女優、犬好きの女優、過食症の俳優…その個性的なキャラクターがみんな余すことなく存分に出されています。
観てない方は是非!
映画や舞台を好きな人にはとても楽しめる作品だと思います。
ラヂオの時間と似ている流れですが、この作品と比べてしまうと子供の脚本に思えてしまいます…ファンの人ゴメンナサイ。
「ぼくはアーティストじゃない。」