えむ

映像研には手を出すな!のえむのレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
3.6
友人がハマってたのを思い出し、アマプラで鑑賞。
アイドル映画かなって保留してたんだけど、ここのところの雨続きで、ジメジメしたのやシリアスなのよりカラッとバカバカしいくらいのが見たかったので。笑

結構面白かったです。
元がアニメなのかな?だからかキャラがもうハッキリ『キャラクターです!』って感じで立ってて、端から端まで完全フィクションで脳天気に楽しめます。

部活動必須の学校で、アニメオタクで極度の人見知り、超有名モデルでアニメ好き、普通にアニメ研に入ればいいってところを他の人とは出来ないから『映像研』を立ち上げて、部活存続のために他を巻き込みロボアニメを制作、発表しようとする。

随所で線画アニメが実写と合成で登場さは、オタクのアタマの中を見せていくつくりで、クオリティや技術含め、ただ学生のアニメ作りというにはスケールがおかしい。
いや、この学校の部活のクオリティ、みんなおかしい。笑

でも、あまりの拘りや語りっぷりの端々に、『これだからクリエイターはめんどくさい!』って出てくるのだけど、現実の、アニメやらの製作者のオタクぶり、拘りををドキュメンタリーとかで見たことがあると、クスッと笑える箇所も多くて楽しめたりします。

庵野秀明とか、最近ならJUNKHEADの堀監督とかね。
うん、嫌いではない。笑

俳優陣も、あの人もこの人もって、今若手の人気所や有名どころがたくさん出てくるし、エンタメとして楽しめる箇所は随所にあると思います。
えむ

えむ