さすらいの雑魚

映像研には手を出すな!のさすらいの雑魚のレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
3.8
久々に蓬莱学園テイストを堪能し御満悦の雑魚です♬
メインキャストの映像研3人娘+音響研娘は良い味だしてる。3人娘は乃木坂46のアイドルなのに達者な演技、なかなかやりおる。識別ついたのは斎藤飛鳥だけなんだが、プロデューサー役の娘が個人的には推しかな。
英勉監督は挑戦する男。基本的に毎作何かと新しい技に挑戦しボクを驚かせてくれる。2次元と3次元を効果的に統合運用する映像の魔術師とボクが呼んで推してる監督。キラキラ映画で起用される事が多いけど、そのうち映画の文法を書き換えるような傑作バズーカぶちかまし業界を驚倒させそうな気がしてる。今でもメジャーでコンスタントに撮ってるのだが、まったく満足してない映像クリエイターの燃える闘魂を感じるのだな。
本作はそんなキャストと監督の魅力と適性がカチッと噛み合って、キリリと小股のキレあがった良い女、、、でなく良いコメディ映画に仕上がっています。いまのうちに本作のような底抜けに愉快なコメディ映画を見て笑って幸せな気分になって厳しい冬に備えないとね(^_^;)